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SYらぶらぶ集〜X❤︎L〜ゼロリナ

第10章 《R-18》金色の鎖

素っ頓狂な返事を返してくる、抱っこちゃん魔族。
すっとぼける気か、こいつ。

「あたしに会いに来た理由」
「んー、じゃあ、リナさんの恥ずかしがる顔と負の感情でお食事に来た、という事にしておきましょうか」
「今すぐ帰れっ!サディスト魔族!」

しておきましょう、って。何だそりゃ。挙句に負の感情目当てか。あたしはそんなに暇じゃないってーの。

「なら、リナさんもお持ち帰りしちゃいましょう」
「は?」

言うか言わぬか。
あたしはゼロスにより空間移転させられていた。
着いた先は見知らぬ廃墟。ところどころ不気味なくらい崩れていて、長い年月人が近寄っていない事がすぐに分かった。


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