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SYらぶらぶ集〜X❤︎L〜ゼロリナ

第10章 《R-18》金色の鎖

「何すっ」
「まあまあ。
それで、実はお話があってリナさんを訪ねたんです」

珍しく真面目な顔つき。開かれた紫水晶の瞳が、あたしを射抜く。
なぜか、あたしは動けなくなってしまった。

「な、なによ。話って」
「・・・」

ゼロスは答えないまま、あたしをジーッと見つめている。小さくたじろぎつつ、言葉を待つ。

どれ程経ったのか。
あたしの緊張も高まり、頬に汗が伝う。ゼロスは相変わらず意味深な笑みを浮かべて見つめ続ける。
まさか、魔王復活とか?はたまた、あたしの抹殺命令?どちらにせよ、なにあたしは油断していたんだか。



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