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SYらぶらぶ集〜X❤︎L〜ゼロリナ

第10章 《R-18》金色の鎖

「リナさん」

近づくゼロス。ゔっ、とは言うものの、あの目はまづひっ。ロクなこと考えていない顔してるっ!

あたしの目の前まで歩み寄り、首筋に沿って這うゼロスの指の冷たさに、あたしは身をすくめる。
でも、その冷たさに反比例してあたしの体は火照ってゆく。だって、優しくて蕩けそうな視線で射すくめられたら、もうっ。

「に、にゃにゃにゃっ、にゃっ」
「猫さんみたいですね(はぁと)」

至極上機嫌であたしの首筋を指で撫でるゼロスに、あたしの心臓はもうキャパオーバーどころかリミッター解除でオーバーヒート。意味わからない?あたしも同じよ!

「じっ、条件を教えなさいよっ」
「はいはい。せっかちさんですねぇ」

くぅぅううっ、遊ばれてるっ!


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