「俺は、男だ!クソ野郎」
第4章 調子乗んなっ!
「俺様は、誰がなんて言おうと完璧人間なんだ。そんな俺にキスされて、さぞかし、喜んでいるはずだ」
ナルシスト発言を次々に言う。
「喜ぶ?はっ、誰が?逆に最悪すぎて、吐きそうだ!つか、俺の大事なファーストキス返しやがれぇぇえー!!」
俺は、嫌なことを思いだし
睨み付けながら、叫んだ。
は?つか、
何が完璧人間だって?
今すぐ撤回しろ。
てめぇは、
クソの塊にしかすぎんわ!
俺は、心の中で
コイツに対する怒りが治まらない。
「へぇ…俺とのキスがファーストキスねぇ…」
クソ会長は、何かを勝ち誇った顔をして、
大悟を一瞬チラッと見た。
「さては、お前、俺をバカにしてんのか!?まぁ、確かに世間では遅いかもしんねぇけど、こんな形で…。あーもう、生徒会長だからって、調子のんなっ!」
俺は、怒りが爆発し、
それをそのままぶつけた。
すると、気づいたら
大悟の真っ黒なオーラがより濃くなっていた。