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「じゃあ、これからは登下校、ずっと一緒に帰るぞ」




は？

急に何を言うかと思いきや。




「それはやだ。俺、もう高校生だし、一人で帰れる」




そう言ったら、

思いっきり深いため息を吐かれた。




言っとくけど小・中学校は、

ずっと嫌になるくらいコイツと一緒に帰った。






ストーカーか？と思う時もあった。

しかも結構、家が近いし。






だから、今日高校生となった俺は、

生まれて初めて、朝一人で登校したのだ。












「……高校生になったから一人で帰れるだと？」




大悟は、さっきと違い

急に表情が険しくなった。