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「俺は、男だ!クソ野郎」

第6章 何で俺…女装してんの。







とりあえず、整理してもらう。



「この俺がわかるように手短に説明してくれ」



もう考えるのはギブアップだと思い諦めてそう言った。




すると、大悟は余裕な感じで


「お仕置きだよ」


と俺を見下ろしながら言う。






…は?



確かに手短にとは言ったけど、いくら何でも短か過ぎだろ。




それに、お仕置きは、

押し入れが必要なんだろ?

無理だろ。


諦めの悪いやつめ。




心の中で悪態ついて、

俺はため息を吐きながら言った。




「もう一度言うが、お仕置きはできない。ケータイのGoogle検索でお前も見ただろ」




ケータイは、嘘をつかないのだ。




大悟はなぜ、同じ過ちを

繰り返そうとするのだろうか。



そんなに

自分の醜態を晒したいのか…?クスッ。



俺は、バカにしたようにあわれみ笑う。

属にいう憫笑ってやつ。









少し間を置いて大悟が、

はいはいと舐めたように









「あーあらね。あれだけじゃ説明不足」


と、ハハハと笑いながら

手を横に振っている。






おっ。

「お前Google様にケチつける気なのか?」




なんてやつだ。

大問題。







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