「俺は、男だ!クソ野郎」
第8章 ドキドキが止まらない。
大悟め…
自分が成長しているのをいちいちアピールすんな。
お、俺だってあと半年したら
大きくなるんだぞ。
ちょっと強がってみた。
はぁ、
嫌味か、本当…。
ってはっ!?
目線を下に向けたとき、
俺は、また驚かさせられる。
「…こ、これはいくらなんでもないぜ、大悟くん」
これは本当にない。
なぜ、ワイシャツだけ着て、
ズボンはいてないんだ。
「あー、一度はこうゆうのしてみたかったんだよね。それにサイズ大きくて下見えないでしょ」
「……」
呆れてものも言えない。
下見えないとか問題じゃないだろ…。
中途半端だ。
面白がってるな、これは。
「あのさ、いくらしてみたかったって言ってたって…俺で試さないでくれる?」
下パンツだけって。
お願いだから
俺を変態にさせないでくれ。
「なに言ってんの、岬だからしてみたかったんだよ。」
な に そ れ。