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「俺は、男だ!クソ野郎」

第9章 うん。はい断る









着替えを終えて、

バッチリ、メイクまでさせられた。








「言っとくけど、これで客にモテるって本当だろうな?」




一応、そこ重要だから聞かないと。





…てか、またこの足の

スースー感が味わうことになるとは考えもしなかった。










「だからそうだって~!あと、他のクラスにはそんな格好しているのが岬ちゃんだなんて誰も知らないから~♪」





「から~♪じゃねーよ!もし俺だってバレたら責任取れんのかよ!」





さっき、メイクする代わりに約束を交わした。





俺だってバレないんだろうな。



バレたら、俺ただの変態だぞ。


それだけは嫌だ。







ただ今、

女装もといメイドというやつになっています。





「大丈夫!そんなヘマはしないさ!それに、もし バレたら責任はちゃんと取ってやるよ!」




「言っとくけど俺の精神的苦痛含め、プライドを傷つけた慰謝料は高いから」




「だ、大丈夫。体で払ってやる!!」





「超いらねー」



暴力で解決?しようとするとか

Mかよ。






「な、何だと!?俺の素晴らしいボディを好きにして良いんだぞ!」



「このドMめ。ハゲ!金太郎ハゲ」




「ハ、ハゲって二回も言うなよ!俺のガラスのハートがハゲる(傷付く)じゃんか」




「ゴメン!頭ツルツル」




「いやいや、意味同じだから!…でも、岬ちゃんから貰う言葉は全部俺の宝物だよ!」




「お前、毒きのこでも食っただろ」







でも金太郎との

こうしたバカなやり取りや会話は結構好きだ。




面白くて自然と笑顔になるから。





















でも限度を知らないからウザい。













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