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「俺は、男だ!クソ野郎」

第9章 うん。はい断る







「あ、そうだったな。じゃあ、ここの人気やつ頼む。お前らもそれでいいか?」





早川の言葉に友達二人は

『おう』と返事をした。





よし、ひとまず

金を巻き上げれそうだ。






「はい、かしこまりましたー」



ペコッと礼をして

すぐさま厨房へと向かった。










ふーっ。

やっとあの場から離れることができたぜ。




もうアイツと関わりたくねぇな。

まっ、イチゴの件は例外だが。










そして、厨房へと足を運ぶと

一人のクラスメートが声をかけてきた。





「岬ちゃん、お疲れさま。先に休憩入っていいよ」




「お疲れ。おっ!まじ!?やったー!さんきゅー…え、えっとー、山田くん!!」




「か、川田だよ」




「そうだった!わりぃ、川田くん!」



ちっ。惜しい。

山と川ってもうどっちでもよくねぇか?








それよりラッキー。


俺がアイツらより先に休憩もらっちゃった。





カーテン越しに大悟と金太郎の姿を見ながら

ざまぁみろ。と言ってやった。




早川たちは、川田くんに任せよう。







俺は…その間、






お、女の子でも

ナンパしにいこうかな…。






あ、いやいやだめだ。

すぐに首を振った。




第一この格好だし無理なのは確実。




絶対、女装趣味の変態野郎と思われる可能性高め。



やっぱ、安全第一だな。

やめておこう。










とりあえず、色んな所

一人で回って見ようかな?






せっかくの学園祭なんだし。










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