「俺は、男だ!クソ野郎」
第4章 調子乗んなっ!
俺は、一瞬にして
体が固まっていくのがわかった。
はははっ
……what?
「にゅ、入学式?」
俺は、一度聞き直した。
「そうだよ。もしかして、知らなかった?」
大悟は、すぐさま即答した。
えっ、ちょ、
待って。
この学園に来て俺は、
なんか頭の能力が低下しているようだ。
つか、今さら
入学式って遅くないか!?
俺は、てっきり昨日でやらなかったから
もうしないと思っていた。
なのに、なぜに微妙な今日?
「だ、大悟。入学式って普通、昨日やるもんじゃないのか?」
俺は、疑問に思っていることを
大悟にぶつけた。
だって、おかしいだろ?
もう、ドキドキとした感情
昨日で使い果たしてしまったぞ、俺。
「あぁ。本当は、昨日する予定だったけど、生徒会の奴がサボったらしくて、今日に変更になったみたいだ」
はぁぁあ!?
「なんだよ、それ!?」
俺は、呆れた理由に驚いた。
たかが、生徒会がサボっただけで
わざわざ入学式の日にちを
ズラしてまでする必要あるか!?
たくっ…
この学園どうなってんだよ。