「俺は、男だ!クソ野郎」
第4章 調子乗んなっ!
「なぁ、そんなに生徒会とやらは、偉いのか?」
いくら、奴等が呑気にサボっただけで
都合よく『はい、明日』なんて
決められて腹立たしい。
「まぁ、そんなとこだ。なんだって、この学園、豪華だろ?その生徒会の奴らが寄付して成り立ってるみたいなもんらしい」
「ま、まじかよ…。あ、でもなんでそんなに詳しいんだ?」
次は、いろいろ知ってる大悟に
驚いた。
「まぁ、あ、あれだよ。風の噂ってやつ!(やべぇ。ハッキングして、岬を狙いそうな奴を調べあげていたら、いつの間に知ったなんて言ったら俺、変態じゃん)」
「ふぅ~ん。そうなのか」
大悟は、少し動揺しているみたいだが、
多分、先生が話しているのを
聞いたんだろう。
ただ、かっこよく言いたいため
風の噂なんか変なこと言ったんだな。
なんか、納得。
あっ、俺自慢じゃないけど
先生の話、ろくに聞いたことない。