「俺は、男だ!クソ野郎」
第4章 調子乗んなっ!
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「う~ん…ふぁあ~」
俺は、欠伸をしながら、
目を覚ました。
あー、よく寝たかも。
「岬、おはよう」
隣にいた大悟がにこって笑って
そう言った。
「うん、おはよう。てか、入学式まだ始まってねぇのか?」
周りがざわざわしていたので
疑問に思って聞いてみた。
…俺、結構
寝てたんだけどな。
「岬ちゃん、もう入学式は終わったよ♪」
すると、いつの間にか
元気を取り戻した金太郎が
言ってきた。
つか、
「は?嘘…」
「俺は、岬ちゃんに嫌われたくないから、もう嘘なんてつかないよ!」
金太郎は、少し
照れながらそう言った。
なんか、
信じらなれないな…。
「大悟…それは、本当なのか?」
「あぁ、それだけは本当だ」
「ま、マジで…。やべぇー」
全然、聞いてなかった。
でもまぁ、大丈夫だよな
少しくらい。