「俺は、男だ!クソ野郎」
第4章 調子乗んなっ!
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あれから、いつの間にか
放課後。
俺は、早く家に帰って休もうと考えていたら、
「杉本ー」
と、先生に呼ばれ
俺は、はいと返事を返して
いやいや先生がいる教卓の前に立った。
「はい、これ。職員室までよろしく!」
少し声の高さを上げて
そう言う先生は、数枚に
まとめられたプリントを俺に渡してきた。
は?
「ちょ、えっ!?なんで俺がそんな面倒なことを…」
「だって、委員長だろ?」
「いくらなんでも…「委員長だろ?」
「俺、早く帰り…「委員長だろ?」
帰りたいまで言わせろォォォォ!!!!
委員長だろ?委員長だろ?って
しつけぇ!
「このクラスの委員長…だろ?」
「はい、わかりました。届ければいいんでしょ」
あはは…っ。
負けた。なんか、先生の性格が
大悟と少し似ていて怖い。
ク、クソォォー!!
委員長になったら、
先生にパシられるのかよ。
あ、ありえない…。