「俺は、男だ!クソ野郎」
第4章 調子乗んなっ!
この俺様が一般の奴に
話しかけてやってるんだ、感謝しろ。
とか思っていると、
すると
そいつは、俺様の声がようやく
聞こえたのかピタッと立ち止まる。
だが、数秒後
無視して、スタスタとまた歩き出した。
…は?
アイツ、なめやがって!!
この俺様を無視?
そんなのありえるわけがない。
さては、遠くからだったから、
まだこの西園寺 帝様が
声をかけているとは気づいてないな?
それしか、ありえない。
チッ、仕方ねぇ。
まぁ、精々無視したことを
後悔し驚くが良い。
俺は、自分の運動神経をいかして、
そいつがいるところまで走った。