「俺は、男だ!クソ野郎」
第4章 調子乗んなっ!
「おい、チビ。止まれ」
そして、俺は、奴の肩を
掴んだ。
つか、うわっ!?
コイツ 肩細ぇ…。
驚かすつもりが逆に驚かされ
少しイラッきた。
そんなことを思っていたら、
パシッー
俺の手が虫を払うかのように
きれいに払われた。
は…っ?
俺は、何がおこったのか
不思議で呆然としていた。
待て待て。
今の状況…何だ?
ま、まさか、こんな奴に
この俺様の手が払われたというのか!?
ありえない!!
まだ、俺に気づいていないのか?
いや、この美しい声で普通は
気づくはずだ。
あぁぁあ?なんだ、コイツ。
ムカツク野郎だ!!
スルーは、するし、
手は、払うし
頭がおかしな奴だ。