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「俺は、男だ!クソ野郎」

第4章 調子乗んなっ!







チビは、そう言ってから

また歩き始めた。





は…?


俺は、急なことに唖然となって、

その場で立ち尽くす。




ちょっと待て。

一回、整理させてくれ。





皆の知ってのはず

俺は、生徒会会長の西園寺 帝だぞ?





なぜ、今のアイツは、

平気でいられて、挙げ句の果てには


あんな暴言を吐きやがった。




慕われて、好かれているこの俺にだ!!






俺様としたことが、

油断していた。




マジで、あのチビに

目を奪われてしまったのは、確か。





俺を見ても、驚きもしない

媚びを売らないなんて珍しい…。






あれは、お仕置きが必要みたいだな。



俺は、普段思わないことを

考えてしまい、自分自身

驚いた。






ふっ…おもしろい。






この俺様を知らないとしても

顔を見れば、すぐに惚れてしまうほど美貌な俺に

興味なしってことだよな?
















俺は、初めて会ったアイツを


なぜか知らんが………












ものすごく知りたくて

仕方がない。






だから、俺は、

自然に体が動いた。










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