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4年分の愛を君へ

第1章 再会



自分を呼び止めたのが誰かなんてすぐに分かった。


「ぁ、はい?」

「ごめんね。急に呼び止めちゃって。
1年半ぶりだからちょっと話したくて…。」


微かに頬を赤らめた顔は恥ずかしがってるというよりは照れているというか……

まぁとにかく可愛いっ。



「スミレ先輩こそ、お帰りなさい。
アメリカはどーでしたか?」




久々に話せる嬉しさ。

しかもスミレ先輩から話しかけてくれるなんて……


あまりの嬉しさで飛び上がりたい気持ちを必死にこらえ落ち着けと自分に言い聞かせながら話した。





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