テキストサイズ

君がいたから-優輝ver.-

第2章 会話

池袋駅のホームからでて、駅構内を歩くこと約2分。
改札を抜けることができた。
しっかり沙彩ちゃんの手はあかねに握られていた。

これならはぐれることもないか。

「じゃ、あかねー。俺とはぐれても自力で猫まで来いよー。ちゃんと、沙彩ちゃんと一緒に。」
「わかってるよー!」

俺は先に行く、と言って先にカラオケまで徒歩で向かった。
ゆっくり歩いててもいいんだけど、
俺の好きな機種がある部屋が少ないので、早く部屋を取らないといけない。
なんでだかあそこは予約できないし。
意味不明もいいところだ・・。

店の前にきて、ふうっとため息をついてから店内に入る。

やべぇ、涼しい。

『いらっしゃいませ。おひとり様ですか?』

違うよ、ヒトカラしたいけど!

「いえ、あとから女の子2人きます。」
『かしこまりました。どの機種がよろしいですか?』
「F1って空いてますか?」
『申し訳ございません、F1は満室となっておりまして・・。』
「じゃあ、クロッソは?」
『そちらでしたら空いてます。』
「じゃあ、クロッソで。」

ジョイサウンドが一番点数出やすいからいいんだよなぁ。
俺からしたらだから、実際はそうじゃないのかもしれないけど。

『お部屋が2階の26号室になります。飲み放題がついておりますので、ドリンクバーからどうぞ。』
「はーい。」


ドリンクバーはあとで2人がきたらにしよう。
それより、部屋に行かなきゃな。

二階に上がって、部屋の中に入る。
換気をしつつ、あかねからのラインを待った。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ