
君がいたから-優輝ver.-
第2章 会話
「優輝ぃ、ジュースは?」
「ドリンクバーだよ。何飲む?」
「んー、優輝のオリジナル!」
「おっけ。沙彩ちゃんは?」
「じゃあ・・オレンジジュースで。」
「はいよー。持ってくるから、ふたりで待っててねー。」
「あ、優輝ぃ!」
「なんだよ」
「何時間で入ったの?」
「フリーだけど、どうやっても10時までしかいられないな。ギリまでいてもいいし、途中で終わりにしてもいいし。フリーだからそこは任せるよ。」
「おっけい!」
さて、ジュース注ぎにいくか。
コーナーに向かいながら俺は自分の飲みたいものを考える。
とりあえず、コーラか?
いや、無難にお茶とか?
うーん・・。ついたら決めるか・・。
早いところ戻らないと、いくら死角でもやっぱり心配だ。
あかねもそうだが、沙彩ちゃんは特に。
