
君がいたから-優輝ver.-
第2章 会話
ひとしきり歌い終えて、あれから1時間半が経とうとしていた。
「優輝ぃ、あのさぁ。」
「なに?」
頼んだポテトを口に入れながら返事をすると、
あかねが腕を組むようにしてうんうんと唸りながら考えている。
「なんだよ。」
「実はさ、10時までいたら多分おまわりさんに見つかると思うんだよねぇ」
「そうだな、それは俺も思ってた。」
「で、いつ出るのかなぁって。」
「それな。どうしようか・・。」
「沙彩ちゃんは、まだ歌いたい?」
「あ・・ううん、もう私は大丈夫」
大分打ち解けてきたかな?
俺ももういいし、あかねももう喉がーとかいってるから、そろそろ出るべきかな。
「そろそろ出るかぁ。んで、ゲーセン行って帰ろう」
「そうだねぇ」
「あ、あの。」
帰りましょうかってときに沙彩ちゃんから声かけてきた。
「ん、どうしたの?」
「あかねちゃんに、これ」
「え、なぁに?・・わぁ!シュークリーム君!」
ああ、さっき書いてたな、そういえば。
シュークリームをみんなで食べてるときにカリカリ書いてたっけ。それがそれだったのか。
「・・それで、あの・・」
あれ、まだあるのかな?
「優輝くんとあかねちゃんって・・」
「ん?私と優輝がなぁに?」
「ええっと、・・」
考えているようにも見える。
聞きたいことはあるけど、それを聞けないような。
「あの、下敷きとかって使いますか??」
「え?使うよー?どしてー?」
「俺も使うよー」
「じゃ、じゃあ!下敷き、イラスト描くんでもらってくれませんか!今日のお詫びというか・・その・・」
下敷きがお詫び・・ってことは、そこらで売ってるようなのではなくて、自分でイラストでも書いたやつってことかな。
「優輝ぃ、あのさぁ。」
「なに?」
頼んだポテトを口に入れながら返事をすると、
あかねが腕を組むようにしてうんうんと唸りながら考えている。
「なんだよ。」
「実はさ、10時までいたら多分おまわりさんに見つかると思うんだよねぇ」
「そうだな、それは俺も思ってた。」
「で、いつ出るのかなぁって。」
「それな。どうしようか・・。」
「沙彩ちゃんは、まだ歌いたい?」
「あ・・ううん、もう私は大丈夫」
大分打ち解けてきたかな?
俺ももういいし、あかねももう喉がーとかいってるから、そろそろ出るべきかな。
「そろそろ出るかぁ。んで、ゲーセン行って帰ろう」
「そうだねぇ」
「あ、あの。」
帰りましょうかってときに沙彩ちゃんから声かけてきた。
「ん、どうしたの?」
「あかねちゃんに、これ」
「え、なぁに?・・わぁ!シュークリーム君!」
ああ、さっき書いてたな、そういえば。
シュークリームをみんなで食べてるときにカリカリ書いてたっけ。それがそれだったのか。
「・・それで、あの・・」
あれ、まだあるのかな?
「優輝くんとあかねちゃんって・・」
「ん?私と優輝がなぁに?」
「ええっと、・・」
考えているようにも見える。
聞きたいことはあるけど、それを聞けないような。
「あの、下敷きとかって使いますか??」
「え?使うよー?どしてー?」
「俺も使うよー」
「じゃ、じゃあ!下敷き、イラスト描くんでもらってくれませんか!今日のお詫びというか・・その・・」
下敷きがお詫び・・ってことは、そこらで売ってるようなのではなくて、自分でイラストでも書いたやつってことかな。
