
君がいたから-優輝ver.-
第5章 気持ち
考えない考えない・・と頭の中で繰り返しているうちに
めぐみちゃんがお茶とお菓子を持ってきてくれた。
『お兄さん・・えーっと・・なんだっけ?』
「優輝だよー。覚えにくいならお兄さんでもいいよw」
『じゃあお兄さん!』
「はいはいー。」
『えっとねぇ、何が食べられるかわかんないから、アソートのお菓子持ってきた!食べよ食べよー』
おうおう・・。
すぐにお姉さん帰ってくるだろうに・・。
「沙彩ちゃんすぐ戻ってくると思うよ?」
『大丈夫だよー。お姉ちゃんは遅いから』
「なんで?」
『え?あー、多分悩むからかな?』
「え?何を?」
『・・鈍いねぇ、お兄さん。』
「え!?」
一体何が鈍いんだ・・?
うーん・・・。
確かにいろいろ鈍いかもしれないけど・・。
あとであかねに聞いてみよう。
「いただきます」
『めしあがれ!』
アソートの中から適当にもらって口に運ぶ。
甘くて美味しい。
あれから10分。
結構長いんだな・・そんなに悩むほど洋服持ってるのはすごいな・・。
「お、おまたせ・・。」
突き当たりの部屋より少し手前にある部屋から出てきた沙彩ちゃんはとてもかわいらしかった。
(・・これは・・直視したらいろいろ危ない・・)
『お!お姉ちゃん気合ばっちりじゃん!』
「違うから!めぐはもう・・!」
『はいはいー。それじゃ、お兄さん。帰りはどうするの?』
「送らせてもらいます。」
『うんうん、そうしてくれたまえよ!』
「めぐ!!目上の人には・・」
「御意!」
「優輝君たら・・もう・・」
『お兄さんセンスよすぎ!!ノリもいいとか最高じゃん!お姉ちゃん!早くしなきゃダメだよ!』
「は、はぁ!?めぐ・・もう、わかったからあっちいって・・」
『照れちゃってー。じゃあいってらっしゃい!』
いってきます、と笑って外に出る。
蒸し暑さは変わらない。
ミンミンとやかましく鳴き散らすセミの声に
余計暑さを感じてしまう。
めぐみちゃんがお茶とお菓子を持ってきてくれた。
『お兄さん・・えーっと・・なんだっけ?』
「優輝だよー。覚えにくいならお兄さんでもいいよw」
『じゃあお兄さん!』
「はいはいー。」
『えっとねぇ、何が食べられるかわかんないから、アソートのお菓子持ってきた!食べよ食べよー』
おうおう・・。
すぐにお姉さん帰ってくるだろうに・・。
「沙彩ちゃんすぐ戻ってくると思うよ?」
『大丈夫だよー。お姉ちゃんは遅いから』
「なんで?」
『え?あー、多分悩むからかな?』
「え?何を?」
『・・鈍いねぇ、お兄さん。』
「え!?」
一体何が鈍いんだ・・?
うーん・・・。
確かにいろいろ鈍いかもしれないけど・・。
あとであかねに聞いてみよう。
「いただきます」
『めしあがれ!』
アソートの中から適当にもらって口に運ぶ。
甘くて美味しい。
あれから10分。
結構長いんだな・・そんなに悩むほど洋服持ってるのはすごいな・・。
「お、おまたせ・・。」
突き当たりの部屋より少し手前にある部屋から出てきた沙彩ちゃんはとてもかわいらしかった。
(・・これは・・直視したらいろいろ危ない・・)
『お!お姉ちゃん気合ばっちりじゃん!』
「違うから!めぐはもう・・!」
『はいはいー。それじゃ、お兄さん。帰りはどうするの?』
「送らせてもらいます。」
『うんうん、そうしてくれたまえよ!』
「めぐ!!目上の人には・・」
「御意!」
「優輝君たら・・もう・・」
『お兄さんセンスよすぎ!!ノリもいいとか最高じゃん!お姉ちゃん!早くしなきゃダメだよ!』
「は、はぁ!?めぐ・・もう、わかったからあっちいって・・」
『照れちゃってー。じゃあいってらっしゃい!』
いってきます、と笑って外に出る。
蒸し暑さは変わらない。
ミンミンとやかましく鳴き散らすセミの声に
余計暑さを感じてしまう。
