
君がいたから-優輝ver.-
第5章 気持ち
気持ちを落ち着かせながら、そうだ、と思い出す。
「そうだそうだ。あのさ、ライン、教えてくれない?」
「え?ライン・・ですか?」
「うん、やってない・・?」
「やってますやってます!」
でも、どうしたらいいかな。
どうやって登録してもらうか・・。
あ、そうだ。
「電話番号で検索できたっけ。」
「うーん、登録すればできると思います。」
「んじゃあ俺の登録してくれるー?」
「はい!」
はい!と元気よく答えたはいいものの、どうやら打ち込むのが苦手なようだった。
「・・えーっと、俺がやろうか?」
「いいんですか・・?」
「うん、打ち込むのは早いから。」
タイピングもそうだが、こういった作業は得意なのだ。
配置を覚えれば見なくても打てる。
「じゃあ、お願いします。」
沙彩ちゃんが差し出してきたスマホを手にして、自分のアドレスと電話番号を入力して、名前を入れる。
【登録を完了しました】の文字が出てきたので、俺宛にメールを出す。
空メで送信してから次にワン切りで俺のスマホに電話をかけた。
「おっけい、これで俺も登録できるねー」
沙彩ちゃんにスマホを返すと、メールアドレス、電話番号をちゃかちゃかっと登録してから、ラインを開く。
そこには確かに新しい友達1件、の文字。
開いてみると、沙彩ちゃんからだった。
「よろしくおねがいしますね(*´ω`*)♪」
可愛い文面だな。
あかねに見習わせたいものだ。
あかねなんかスタンプオンリーだしな。
あれはホントに困るからやめていただきたい・・。
「おっけ、登録したよ。」
チリチリと自転車を地上まで転がして、地上に出たときに、沙彩ちゃんを荷台に乗せた。
・・のだが、そこで傍と気がつく。
これでは警察に見つかったときに俺だけの責任ではなくなってしまうことを。
「そうだそうだ。あのさ、ライン、教えてくれない?」
「え?ライン・・ですか?」
「うん、やってない・・?」
「やってますやってます!」
でも、どうしたらいいかな。
どうやって登録してもらうか・・。
あ、そうだ。
「電話番号で検索できたっけ。」
「うーん、登録すればできると思います。」
「んじゃあ俺の登録してくれるー?」
「はい!」
はい!と元気よく答えたはいいものの、どうやら打ち込むのが苦手なようだった。
「・・えーっと、俺がやろうか?」
「いいんですか・・?」
「うん、打ち込むのは早いから。」
タイピングもそうだが、こういった作業は得意なのだ。
配置を覚えれば見なくても打てる。
「じゃあ、お願いします。」
沙彩ちゃんが差し出してきたスマホを手にして、自分のアドレスと電話番号を入力して、名前を入れる。
【登録を完了しました】の文字が出てきたので、俺宛にメールを出す。
空メで送信してから次にワン切りで俺のスマホに電話をかけた。
「おっけい、これで俺も登録できるねー」
沙彩ちゃんにスマホを返すと、メールアドレス、電話番号をちゃかちゃかっと登録してから、ラインを開く。
そこには確かに新しい友達1件、の文字。
開いてみると、沙彩ちゃんからだった。
「よろしくおねがいしますね(*´ω`*)♪」
可愛い文面だな。
あかねに見習わせたいものだ。
あかねなんかスタンプオンリーだしな。
あれはホントに困るからやめていただきたい・・。
「おっけ、登録したよ。」
チリチリと自転車を地上まで転がして、地上に出たときに、沙彩ちゃんを荷台に乗せた。
・・のだが、そこで傍と気がつく。
これでは警察に見つかったときに俺だけの責任ではなくなってしまうことを。
