
君がいたから-優輝ver.-
第5章 気持ち
「でも、そのときの優輝くんはまだ・・」
「うん、まだ子供。大人の男に力でかなうわけもない。・・だから、見てるしかできなかったんだ。」
「・・そうなんですか・・」
「引くよねーww目の前で実の妹が義父に襲われてるのに、黙って見てるくらいしかできなかったんだから。でもね。それからすぐにそれがバレて離婚することになって、縁も切れたときに・・」
そこまでいうと、あかねはちょっとトイレと席をはずしてしまった。
そりゃあそうだわな。
普通なら聞くに堪えない話だから。
「切れたときに・・?」
「切れたときに、妹が傷だらけで帰ってきたことがあったんだ。」
「え・・?」
「もしや、あいつが?って思ったさ。だから問い詰めた。そしたら違うと言って首を横に振るんだよ。じゃあ誰にやられたって聞いたら、学校の教師だとさ。」
「教師・・え、先生が・・?」
静かにうなずくと、沙彩ちゃんは真剣な表情でこちらをじっと見つめてくる。
「うん、まだ子供。大人の男に力でかなうわけもない。・・だから、見てるしかできなかったんだ。」
「・・そうなんですか・・」
「引くよねーww目の前で実の妹が義父に襲われてるのに、黙って見てるくらいしかできなかったんだから。でもね。それからすぐにそれがバレて離婚することになって、縁も切れたときに・・」
そこまでいうと、あかねはちょっとトイレと席をはずしてしまった。
そりゃあそうだわな。
普通なら聞くに堪えない話だから。
「切れたときに・・?」
「切れたときに、妹が傷だらけで帰ってきたことがあったんだ。」
「え・・?」
「もしや、あいつが?って思ったさ。だから問い詰めた。そしたら違うと言って首を横に振るんだよ。じゃあ誰にやられたって聞いたら、学校の教師だとさ。」
「教師・・え、先生が・・?」
静かにうなずくと、沙彩ちゃんは真剣な表情でこちらをじっと見つめてくる。
