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君がいたから-優輝ver.-

第6章 好き?嫌い?

「で、馬術部なんてあったっけ?」
「あるよ。こっちもうちじゃ強豪だよ」
「しらなかった。」
「新入生欲しがってるって先輩からきいたなぁ、そういえば」
「まじで!?ちょ、入ろうかな。」
「えー、優輝入るのー!?私と沙彩ちゃんが暇じゃん!」
「あー、あかねは勉強しろ。いい加減。」
「えー」
「わ、私も・・馬術部・・入ろうかな・・」
「乗れるの?檜山さん」
「えと・・」

乗れなきゃいけないなんて決まりはないだろ。
別に。乗れるように練習するんだから。

「今乗れなくてもこれから乗れたらいいんじゃない?練習して大会に出る。そのための活動時間じゃね?」

イケメンに意見するのすごいドキドキするんだけど!!
うわぁ心臓に悪い!!!

「まぁ、そうか。がんばってね、檜山さん」

ニッコリ笑いかけるキンニクノカタマリ。
クソが!!!やめろ!!!!無駄にキラキラのエフェクト出してんじゃねえよ!!ああああ!!!

「はいっ!ありがとうございますっ!」

ちょっと地中に埋まってくる。
ついでに化石発掘できたら沙彩ちゃんに褒めてもらえるかなー・・・あははー・・・。

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