
君がいたから-優輝ver.-
第6章 好き?嫌い?
「あれ、まった?」
「うーん、2分くらいね」
「そいつは失礼つかまつった。」
「おういえす。」
さて、駅に向かうか。
二人してそれぞれの自転車にまたがって最寄駅まで飛ばす。
最寄り駅に着くなり、あかねはハッとしてしゃべりかける。
「あ、あのさ!」
「何?」
「沙彩ちゃんに、今度デート誘ってみたら!?」
「はあ?なんだよ、藪から棒に。」
「藪なんてこの辺ないよ!棒はついてるでしょ!」
「うるせえよ黙れクソ犬」
「ぎゃわあん!」
改札を抜けてホームに出ると、ちょうど電車がやってきていたので急いで乗り込んだ。
車内はやけに涼しい。
「車内は極楽じゃのう」
「誰だよそのキャラ」
「えー?優輝のまねー」
「黙れよつまみ出すぞ」
「どこから?」
「窓から」
「ああん!サディスティック!」
「うるせえ」
一駅なんてあっという間だ。
もう待ち合わせの駅だ。
「ほら、降りるぞ」
「あっという間ー」
「当たり前だろ。近いんだから」
「こんなに近いなら駅一つでいいじゃんね」
「さすがにそれは俺が困るよ」
「体力なーい」
「お前よりはあるよ」
そんな話をしていると、改札の向こう側に見慣れた人影が二つ、そこにあった。
片方がニコニコと手を振っている。
そして片方がオロオロとしている。
間違いない・・・。
沙彩ちゃんとめぐみちゃんだ・・。
すぐにわかるよ、あはははは・・・。
「うーん、2分くらいね」
「そいつは失礼つかまつった。」
「おういえす。」
さて、駅に向かうか。
二人してそれぞれの自転車にまたがって最寄駅まで飛ばす。
最寄り駅に着くなり、あかねはハッとしてしゃべりかける。
「あ、あのさ!」
「何?」
「沙彩ちゃんに、今度デート誘ってみたら!?」
「はあ?なんだよ、藪から棒に。」
「藪なんてこの辺ないよ!棒はついてるでしょ!」
「うるせえよ黙れクソ犬」
「ぎゃわあん!」
改札を抜けてホームに出ると、ちょうど電車がやってきていたので急いで乗り込んだ。
車内はやけに涼しい。
「車内は極楽じゃのう」
「誰だよそのキャラ」
「えー?優輝のまねー」
「黙れよつまみ出すぞ」
「どこから?」
「窓から」
「ああん!サディスティック!」
「うるせえ」
一駅なんてあっという間だ。
もう待ち合わせの駅だ。
「ほら、降りるぞ」
「あっという間ー」
「当たり前だろ。近いんだから」
「こんなに近いなら駅一つでいいじゃんね」
「さすがにそれは俺が困るよ」
「体力なーい」
「お前よりはあるよ」
そんな話をしていると、改札の向こう側に見慣れた人影が二つ、そこにあった。
片方がニコニコと手を振っている。
そして片方がオロオロとしている。
間違いない・・・。
沙彩ちゃんとめぐみちゃんだ・・。
すぐにわかるよ、あはははは・・・。
