
君がいたから-優輝ver.-
第6章 好き?嫌い?
レジを通し終えて、袋を店員に手渡される。
ずっしりとくるこの重量感・・。
結局、最初から散財をした気がする。
まぁ、そこは気にしないことにしよう・・。
だってほら、まだ貯金はあるし。
たりないときは下ろそう。
「優輝君、あの・・」
「ん?どうしたの?」
待っている二人のところについて、目的のゲームセンターまで歩き出す。
あかねの隣にはめぐみちゃんが並んで歩いている。
あかねもめぐみちゃんもそれはそれはとても嬉しそうに笑っている。
その光景を、二人で後ろから眺めつつ歩く形になっている。
つまり、俺は今沙彩ちゃんと並んで歩いてるわけだ。
ああ気恥ずかしい。
「あの、めぐ・・つれてきちゃってごめんなさい。」
「いいよいいよ、多いほうが楽しいし、気にしないのー」
「うーん・・でも・・。」
「あ、そうだ!」
話を切り替えよう。
このままだと申し訳ないって思い続けて謝りつづけるという無限ループに陥る。
無限ループほど恐ろしいものはないよ、うん。
「どうしたんですか・・?」
「俺さ、馬術部に明日入部届けだそうと思うんだ。どう?一緒に。」
「いいんですか・・?私・・乗れないし・・」
「乗れなくても、それを練習するのが部活だよー」
「じゃ、じゃあ・・」
「それにほら、練習なら俺が付き合うよ」
「じゃあ!一緒に馬術部に入りたいですっ」
「うん、じゃあ明日見学してその場で入部したいこと伝えよう。」
「ですねっ!」
明日の予定は決まったな。
・・あれ?そういえば何か一つ忘れてる・・・。
あ。めぐみちゃんの待ち合わせしてた人についてだ。
「めぐみちゃんの待ってた人って結局誰なんだろうね」
「あ、そうだった!めぐ、ちょっと!」
「なぁに?お姉ちゃん」
「あんたが結局待ってた子って誰なの?」
「ああ、それはね・・」
めぐみちゃんがいたずらを思いついたかのような顔をしてくくくっと笑った。
ずっしりとくるこの重量感・・。
結局、最初から散財をした気がする。
まぁ、そこは気にしないことにしよう・・。
だってほら、まだ貯金はあるし。
たりないときは下ろそう。
「優輝君、あの・・」
「ん?どうしたの?」
待っている二人のところについて、目的のゲームセンターまで歩き出す。
あかねの隣にはめぐみちゃんが並んで歩いている。
あかねもめぐみちゃんもそれはそれはとても嬉しそうに笑っている。
その光景を、二人で後ろから眺めつつ歩く形になっている。
つまり、俺は今沙彩ちゃんと並んで歩いてるわけだ。
ああ気恥ずかしい。
「あの、めぐ・・つれてきちゃってごめんなさい。」
「いいよいいよ、多いほうが楽しいし、気にしないのー」
「うーん・・でも・・。」
「あ、そうだ!」
話を切り替えよう。
このままだと申し訳ないって思い続けて謝りつづけるという無限ループに陥る。
無限ループほど恐ろしいものはないよ、うん。
「どうしたんですか・・?」
「俺さ、馬術部に明日入部届けだそうと思うんだ。どう?一緒に。」
「いいんですか・・?私・・乗れないし・・」
「乗れなくても、それを練習するのが部活だよー」
「じゃ、じゃあ・・」
「それにほら、練習なら俺が付き合うよ」
「じゃあ!一緒に馬術部に入りたいですっ」
「うん、じゃあ明日見学してその場で入部したいこと伝えよう。」
「ですねっ!」
明日の予定は決まったな。
・・あれ?そういえば何か一つ忘れてる・・・。
あ。めぐみちゃんの待ち合わせしてた人についてだ。
「めぐみちゃんの待ってた人って結局誰なんだろうね」
「あ、そうだった!めぐ、ちょっと!」
「なぁに?お姉ちゃん」
「あんたが結局待ってた子って誰なの?」
「ああ、それはね・・」
めぐみちゃんがいたずらを思いついたかのような顔をしてくくくっと笑った。
