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夕雲の中学生恋愛日記

第3章 中体連

「それはますます頑張らなきゃな。夕雲は滅多に応援してくんないから。」

「そんなことないよー!」

心の中ではいつも応援してる。これ以上無いくらいに。だって私は祥亘が好きなんだから、応援しないわけがない。

「明日も試合あるならもうそろそろ帰りなよ。朝、早いんじゃないの?」

「う~ん、そっか。じゃ、また。たまには遊びに来いよ、家近いんだし。」

「はいはい。じゃあね。」

祥亘は手を振って家へと帰る。別にメールとか電話でも良かったのに。そう思った頃にお兄ちゃんがお風呂から上がってきた。お兄ちゃんには祥亘が来たことは言わなかった。中体連の話しかしてないし、特に話す内容でもない。

「明日休みだからって夜更かししない。」

「はーい。じゃ、おやすみお兄ちゃん。」

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