夕雲の中学生恋愛日記
第3章 中体連
初戦の相手は去年の市民大会の優勝校。第3クォーターの途中まではうちのチームがリードしてた。だけど、先輩たち疲労が出てきてから一気に点差をつけられた。そのまま挽回もできずに、私達は負けた。先輩たちは涙を流しながら応援席に挨拶をしてた。中体連が終われば、3年生は引退。悲しくて辛くて悔しくて私も涙が止まらなかった。
「ただいま…。」
「おかえり。その感じを見ると、バスケ部負けちゃった?」
「うん、やっぱりダメだった。」
家ではお兄ちゃんが学校の宿題をして、待っていてくれた。
そしてテレビをつけて適当に番組を見ていたら、インターホンが鳴った。お兄ちゃんがお風呂に入っていたから私が出た。玄関の扉を開けると祥亘が立っていた。
「祥亘?どうしたのこんな時間に?」
「中体連の結果気になって。バスケ部どうだった?」
「とりあえず、冷えるから入って。」
家に入って祥亘はソファに座る。そして話を始めた。
「バスケ部は初戦で負けたよ。優勝校が相手だったし、しょうがないと思ってる。野球部は?」
「俺たちは3回戦まで進んだ。智也くんが全校応援行かせてやりたいって言ってて。」
「そっか。頑張ってね。私、応援してるから。」
「ただいま…。」
「おかえり。その感じを見ると、バスケ部負けちゃった?」
「うん、やっぱりダメだった。」
家ではお兄ちゃんが学校の宿題をして、待っていてくれた。
そしてテレビをつけて適当に番組を見ていたら、インターホンが鳴った。お兄ちゃんがお風呂に入っていたから私が出た。玄関の扉を開けると祥亘が立っていた。
「祥亘?どうしたのこんな時間に?」
「中体連の結果気になって。バスケ部どうだった?」
「とりあえず、冷えるから入って。」
家に入って祥亘はソファに座る。そして話を始めた。
「バスケ部は初戦で負けたよ。優勝校が相手だったし、しょうがないと思ってる。野球部は?」
「俺たちは3回戦まで進んだ。智也くんが全校応援行かせてやりたいって言ってて。」
「そっか。頑張ってね。私、応援してるから。」