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夕雲の中学生恋愛日記

第5章 お祭り

聖人と途中で会ってよかった。おかげで帰ることができた。


「夕雲、今日うちに寄っていかない?」

「またなんかあったの?」

「帰ったら話す。」

「わかった。」

言われるがまま、祥亘の家にお邪魔する。祥亘の家に来るのはいつぶりだろう。懐かしい。祥亘の部屋まで行くとお互いテーブルを挟んで正座した。

「明日は、智也くんの誕生日だから、こっそりサプライズパーティーにしたいんだけど、どう思う?」


そういえば、そうだ。明日は智也くんの誕生日。

「いいと思う。じゃ、私は智也くんを誘っておくね。きっと暇だろうし。」

「俺は準備しとく。絶対ばれんなよ、夕雲。」

「うん!」

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