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夕雲の中学生恋愛日記

第6章 秘密のパーティー

祥亘から言われた通り、智也くんを誘う。ただ、重要なのは智也くんに予定がないこと。今日は早めに行こう。

智也くんの家に着くと、なぜか少し緊張する。いつもとはまるで違う緊張感に違和感を持った。

「智也くん。ちょっといい?」


「何?」

玄関の扉が開いて、智也くんが出た。

「今日、祥亘の家に来ない?」

「は?どういう意味?」

「えっと、話したいことがあって…。」

「何、祥亘と何かあった?」

「う~…あったとも言えるしないとも言えるよ?とにかく、来てほしいの。」

「わかった、何時頃?」

「私が迎えに来るからそれまで待ってて!」

「うん。」


どうしよう。智也くんにかなり疑われてる…。これで大丈夫かな。まぁ、智也くんは誘えたから良いとしよう。祥亘の家に行って、飾り付け手伝わなきゃ。



「あ、夕雲、智也くんは誘えた?」

「…一応誘えたよ?」

「そっか、じゃあ、夕雲には次の仕事。」

「えっ、これって…」

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