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夕雲の中学生恋愛日記

第11章 嫉妬

最近の学校は体育祭の準備をしてる。面白そうだと思った。

「夕雲は何の競技にでんの?」

「バスケと大縄!一年生は大縄全員参加だから。」

「可哀想に。できたら応援するわ。楽しみにしといて。」

「うん、私も智也くんのこと応援するからね!」

たまたま、玄関で祥亘に会った。咄嗟に顔を反らしてしまった。初めて本気の喧嘩をした日から祥亘と喋ってない。私が祥亘を一方的に避け続けてる。

「夕雲、後でお前んち行くから。」

「わかった。」

またなんか話でもあるのかな。祥亘は時々わからない。いつもかもしれないけど。そうして、智也くんと家に帰る。

「夕雲?俺だけど。」

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