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フーセンガム

第22章 留守

(相葉side)

智とスーパーに来た。
俺的には、家でイチャイチャしたかったんだけどな…。

大「大人だったら、お酒とかで乾杯できなんだけどね」
「いや、俺らはほぼ大人だよ」
大「あっ、そうだね」

智が、お肉を主にかごに入れていく。

「お肉ばっかりだね」
大「うん。最後だからね」

なんか『最後』にすごいこだわってるな。

大「最後だから…して?」
「え!」

急にぶっこんできたな…。

大「駄目?」
「そんな訳ないよ!智からのお誘いなんて嬉しくてたまんない♪」
大「本当?ありがとっ」

いや~、ご飯食べるの抑えないと♪

「智」
大「なに?」
「愛してるよ」

耳元で囁く。

『愛してる』なんて言ったの初めてだからさすがに恥ずかしかった。

櫻井先輩もにのもよく照れないで言えるな…。

大「う…うわぁあ」

急に泣き出してしまった。

「え、え?智?」
大「雅紀~」

泣く智を胸に抱き止めた。

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