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フーセンガム

第25章 最終日③

(大野side)

二人の甘い声がどうしても聞こえてしまう。
そんな声についつい欲情してしまう。

相「そっか…一回トイレ行って抜いてきたら?」

雅紀は、寝っ転がってしまった。

でも、僕は見逃さなかった。
雅紀のソレが、熱を帯びているということを。

「嫌だっ」

布団に潜って、雅紀のスウェットに手をかける。

相「ちょ、智!?」

布団がめくられる。

「雅紀だって、勃ってんじゃん」
相「ね、眠いんじゃないの?」
「眠くないもん」

今は、雅紀としたくて堪らなかった。

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