
フーセンガム
第28章 勘違い
(櫻井side)
買い物を終えて、近くのカフェで少しの間休憩していた。
「雅紀」
相「なんですか?」
「なんで、智の分まで?」
俺が渡したセーラー服の他に、雅紀はメイド服(黒)を買っていた。
相「だって、絶対似合うもん」
一言、言って缶ジュースをすする。
「そう?」
相「それより、櫻井先輩にのにちゃんと話しました?」
「え?」
相「今日、俺と出かけてること」
「あっ」
言ってない…。
相「どうすんですか?変な誤解とか…」
雅紀は視線を外し、口を止める。
………まさか。
雅紀の視線の方を、ゆっくりと見る。
相「嘘ですよ」
ニコニコ笑う。
「もう…やめろよー」
俺は、安堵しながら言う。
相「さすがに、バッタリはないと…」
また、口が止まる。
「さすがに、もう引っ掛からないよ」
後ろを見て、俺は絶句する。
ニ「…。」
和也がいた。
買い物を終えて、近くのカフェで少しの間休憩していた。
「雅紀」
相「なんですか?」
「なんで、智の分まで?」
俺が渡したセーラー服の他に、雅紀はメイド服(黒)を買っていた。
相「だって、絶対似合うもん」
一言、言って缶ジュースをすする。
「そう?」
相「それより、櫻井先輩にのにちゃんと話しました?」
「え?」
相「今日、俺と出かけてること」
「あっ」
言ってない…。
相「どうすんですか?変な誤解とか…」
雅紀は視線を外し、口を止める。
………まさか。
雅紀の視線の方を、ゆっくりと見る。
相「嘘ですよ」
ニコニコ笑う。
「もう…やめろよー」
俺は、安堵しながら言う。
相「さすがに、バッタリはないと…」
また、口が止まる。
「さすがに、もう引っ掛からないよ」
後ろを見て、俺は絶句する。
ニ「…。」
和也がいた。
