フーセンガム
第3章 関係
(松本side)
買い物に行ったら、雅紀と久しぶりに会った。
全然変わってなかった。
俺は、雅紀と別れて別の店に来ていた。
「あっ、遅くなってごめん」
櫻「おっせぇよ」
ニヤッて笑って眉間にシワを寄せる翔の周りには、たくさんの女がいた。
「ごめんごめん。文具屋で知り合いと会っちゃって」
櫻「ふーん。じゃ、行こうか」
「うん」
翔とは、塾が一緒で数年前から仲良くしてもらっている。
櫻「潤は、高校どこ行くの?」
「高松に決まってるじゃん」
櫻「どうして?」
「結構レベル高いし、勉強頑張れるからさ」
櫻「ふーん。」
そんなのただの口実でしかない。
本当は、翔がいるから。
翔が好きだから。
櫻「あっ、雅紀?」
「雅紀?」
相「あー!櫻井先輩!と、潤」
櫻「え?知り合い?」
相「はい」
「中学からの友達」
翔は「へー」と、頷いた。
櫻「もう帰るの?」
相「はい、明日学校なんで」
櫻「そっか、また明日」
相「さようなら」
ニカッと笑って去って行った。
櫻「さ、早く用事済まそう」
「あっ、うん」
買い物に行ったら、雅紀と久しぶりに会った。
全然変わってなかった。
俺は、雅紀と別れて別の店に来ていた。
「あっ、遅くなってごめん」
櫻「おっせぇよ」
ニヤッて笑って眉間にシワを寄せる翔の周りには、たくさんの女がいた。
「ごめんごめん。文具屋で知り合いと会っちゃって」
櫻「ふーん。じゃ、行こうか」
「うん」
翔とは、塾が一緒で数年前から仲良くしてもらっている。
櫻「潤は、高校どこ行くの?」
「高松に決まってるじゃん」
櫻「どうして?」
「結構レベル高いし、勉強頑張れるからさ」
櫻「ふーん。」
そんなのただの口実でしかない。
本当は、翔がいるから。
翔が好きだから。
櫻「あっ、雅紀?」
「雅紀?」
相「あー!櫻井先輩!と、潤」
櫻「え?知り合い?」
相「はい」
「中学からの友達」
翔は「へー」と、頷いた。
櫻「もう帰るの?」
相「はい、明日学校なんで」
櫻「そっか、また明日」
相「さようなら」
ニカッと笑って去って行った。
櫻「さ、早く用事済まそう」
「あっ、うん」