フーセンガム
第40章 会社
(二宮side)
翔は、仕事用の車とプライベートの車を持っている。
2台もちだ。
今日、初めて仕事用の車に乗る。
櫻「はい、どうぞ」
助手席のドアを開けてくれた。
「ありがと」
車に乗り込む。
「うわっ…すごい…」
後部座席は、資料が入ってるファイルが綺麗に並べられていた。
ファイルの右上には、名前が書いてあるシールが貼られていた。
櫻「さ、行きますよ。」
翔は、車のエンジンをかけて動かした。
「翔」
櫻「なに?」
「このファイルなに?」
後部座席を指差す。
櫻「あぁ、各契約会社の情報と、社長と社長代理のプロフィールだよ」
「へぇ…こんなにいっぱい…」
ファイルは、後部座席を埋め尽くしていた。
櫻「大学と同じだよ」
「え?」
櫻「毎日、勉強だよ」
苦笑いをする翔。
「勉強か…」
櫻「和也は、大学行くの?」
「大学…」
もう、受験生になる時期だ。
櫻「行く気はない?」
「うん。翔の側にいたいし、家事しないとって思ってる」
今の、率直な気持ちを告げた。
櫻「そっか。」
翔は、はにかむように笑った。
翔は、仕事用の車とプライベートの車を持っている。
2台もちだ。
今日、初めて仕事用の車に乗る。
櫻「はい、どうぞ」
助手席のドアを開けてくれた。
「ありがと」
車に乗り込む。
「うわっ…すごい…」
後部座席は、資料が入ってるファイルが綺麗に並べられていた。
ファイルの右上には、名前が書いてあるシールが貼られていた。
櫻「さ、行きますよ。」
翔は、車のエンジンをかけて動かした。
「翔」
櫻「なに?」
「このファイルなに?」
後部座席を指差す。
櫻「あぁ、各契約会社の情報と、社長と社長代理のプロフィールだよ」
「へぇ…こんなにいっぱい…」
ファイルは、後部座席を埋め尽くしていた。
櫻「大学と同じだよ」
「え?」
櫻「毎日、勉強だよ」
苦笑いをする翔。
「勉強か…」
櫻「和也は、大学行くの?」
「大学…」
もう、受験生になる時期だ。
櫻「行く気はない?」
「うん。翔の側にいたいし、家事しないとって思ってる」
今の、率直な気持ちを告げた。
櫻「そっか。」
翔は、はにかむように笑った。