フーセンガム
第43章 恋の病
(櫻井side)
松『大丈夫だって』
「俺が、大丈夫じゃないの!」
和也が、潤とさっきまで一緒に!?
あーりーえーなーいー!
空気が抜けるように、ソファーに倒れこんだ。
松『翔?』
「なんですか…」
松『大丈夫?』
ニ『ごめーん、潤くん。忘れ物ー』
「和也!?」
飛び起きて叫ぶ。
松『あー、パーカー?』
ニ『うん。あれ?電話中だった?ごめんね』
松『大丈夫だよ。相手は翔だし』
ごくっと唾を呑んだ。
ニ『え…翔?』
松『うん。代わる?』
ニ『いい、嫌だ。』
「え…」
松『え?』
ニ『なんか…帰る気失せたな…』
松『いや、駄目だって、ね?翔』
喋りたくないぐらい?
松『翔?』
「……そんな…」
松『翔?どうし』
ブチッと音をたてて、音声を遮断した。
「…和也」
走馬灯のように、和也の顔が浮かんでくる。
あぁ…こんなに和也のこと想ってたんだな…。
「うぅ~、うぅ~」
泣き声が漏れないように、唸りながら泣いた。
松『大丈夫だって』
「俺が、大丈夫じゃないの!」
和也が、潤とさっきまで一緒に!?
あーりーえーなーいー!
空気が抜けるように、ソファーに倒れこんだ。
松『翔?』
「なんですか…」
松『大丈夫?』
ニ『ごめーん、潤くん。忘れ物ー』
「和也!?」
飛び起きて叫ぶ。
松『あー、パーカー?』
ニ『うん。あれ?電話中だった?ごめんね』
松『大丈夫だよ。相手は翔だし』
ごくっと唾を呑んだ。
ニ『え…翔?』
松『うん。代わる?』
ニ『いい、嫌だ。』
「え…」
松『え?』
ニ『なんか…帰る気失せたな…』
松『いや、駄目だって、ね?翔』
喋りたくないぐらい?
松『翔?』
「……そんな…」
松『翔?どうし』
ブチッと音をたてて、音声を遮断した。
「…和也」
走馬灯のように、和也の顔が浮かんでくる。
あぁ…こんなに和也のこと想ってたんだな…。
「うぅ~、うぅ~」
泣き声が漏れないように、唸りながら泣いた。