
フーセンガム
第44章 言葉
(櫻井side)
和也が、目を見開いて俺を見つめる。
「結婚、してくれる?」
ニ「えっ、まっ…ん?結婚?え?」
プチパニックに陥っている和也。
「和也が高校を卒業したら結婚しよう」
ニ「け、結婚?えっ、まっ…ん?」
「式も挙げよう」
ニ「えっ、まっ…ちょっ」
「籍は、いれられないけど…。」
和也は、スタスタと家に入って行った。
「えっ、和也?」
和也を追いかけると、和也はソファの上にうつ伏せでねていた。
ニ「結婚…」
「和也。」
ニ「なに?」
普段と変わらない笑みを浮かべる。
そんな、和也の横に座る。
「籍は、いれられないけど…俺は和也との永遠の愛を誓いたい。」
そう言うと、和也は笑いながら言う。
ニ「もう、誓ったつもりだったよ。」
そんな、和也に笑顔を返す。
ニ「だからね…いいよ。結婚。」
満面の笑みを浮かべてくれる。
「ほ、本当?」
ニ「うん。翔からプロポーズされるなんて思わなかったから嬉しくて舞い上がっちゃいそう」
優しく笑う和也。
「じゃあ…改めて…」
ニ「うん」
和也を真っ直ぐ見据えて、
手を絡める。
「俺と…結婚してください。」
言いきると、和也はまた笑顔を浮かべて涙を流した。
ニ「はい」
和也の涙は、どんな宝石よりも綺麗だった。
和也が、目を見開いて俺を見つめる。
「結婚、してくれる?」
ニ「えっ、まっ…ん?結婚?え?」
プチパニックに陥っている和也。
「和也が高校を卒業したら結婚しよう」
ニ「け、結婚?えっ、まっ…ん?」
「式も挙げよう」
ニ「えっ、まっ…ちょっ」
「籍は、いれられないけど…。」
和也は、スタスタと家に入って行った。
「えっ、和也?」
和也を追いかけると、和也はソファの上にうつ伏せでねていた。
ニ「結婚…」
「和也。」
ニ「なに?」
普段と変わらない笑みを浮かべる。
そんな、和也の横に座る。
「籍は、いれられないけど…俺は和也との永遠の愛を誓いたい。」
そう言うと、和也は笑いながら言う。
ニ「もう、誓ったつもりだったよ。」
そんな、和也に笑顔を返す。
ニ「だからね…いいよ。結婚。」
満面の笑みを浮かべてくれる。
「ほ、本当?」
ニ「うん。翔からプロポーズされるなんて思わなかったから嬉しくて舞い上がっちゃいそう」
優しく笑う和也。
「じゃあ…改めて…」
ニ「うん」
和也を真っ直ぐ見据えて、
手を絡める。
「俺と…結婚してください。」
言いきると、和也はまた笑顔を浮かべて涙を流した。
ニ「はい」
和也の涙は、どんな宝石よりも綺麗だった。
