フーセンガム
第4章 距離
(二宮side)
櫻「二宮くん」
ビクッと、体が跳ねる。
「櫻井先輩」
冷静を装うが、完全に緊張していた。
櫻「ごめん、待った?」
櫻井先輩もどことなく緊張していた。
「どこに行くんですか?」
櫻「うーん…本屋行ってゲーセンかな」
「ゲーセン!?」
櫻「ど、どうしたの?」
「いや、嬉しくて…。すいません」
櫻「ううん、大丈夫。じゃ、行こうか」
「はい。」
櫻井先輩の一歩後ろを歩く。
なんか、隣を歩けなかった。
心臓の音がどうしても聞こえそうで…。
櫻「二宮くん」
「はい、なんですか?」
櫻「なんで隣歩かないの?」
櫻井先輩は、少し緊張気味に言った。
「え?えっと…」
返事に困った。
櫻「嫌なら…いいんだよ?」
優しく言ってるけど、寂しそうだった。
「嫌じゃ…ないです。ちょっと…緊張してるだけです…」
こんなこと言うの、恥ずかしすぎる。
櫻「ハハッ…俺も一緒だよ」
それって…脈があるってみなしてもいいんですか?
櫻「二宮くん」
ビクッと、体が跳ねる。
「櫻井先輩」
冷静を装うが、完全に緊張していた。
櫻「ごめん、待った?」
櫻井先輩もどことなく緊張していた。
「どこに行くんですか?」
櫻「うーん…本屋行ってゲーセンかな」
「ゲーセン!?」
櫻「ど、どうしたの?」
「いや、嬉しくて…。すいません」
櫻「ううん、大丈夫。じゃ、行こうか」
「はい。」
櫻井先輩の一歩後ろを歩く。
なんか、隣を歩けなかった。
心臓の音がどうしても聞こえそうで…。
櫻「二宮くん」
「はい、なんですか?」
櫻「なんで隣歩かないの?」
櫻井先輩は、少し緊張気味に言った。
「え?えっと…」
返事に困った。
櫻「嫌なら…いいんだよ?」
優しく言ってるけど、寂しそうだった。
「嫌じゃ…ないです。ちょっと…緊張してるだけです…」
こんなこと言うの、恥ずかしすぎる。
櫻「ハハッ…俺も一緒だよ」
それって…脈があるってみなしてもいいんですか?