フーセンガム
第52章 大人の話
(櫻井side)
大「でもさ、結婚できないよ」
「うん。籍を入れるとかじゃなくて、和也と一緒にいる時間に責任をもつ」
智は、うつむいて顔をあげるとフニャって笑った。
大「いいと思うよ」
「ほんと?」
大「ケジメだとしても結婚は結婚だもん。僕は嬉しいよ。大切な親友が結婚するんだから」
智は、素直な気持ちを言ってくれた。
「ありがとう…智」
大「ううん」
ちょっと涙がたまる。
大「もう…泣くなんてらしくないよ」
笑いながら、俺の目尻を拭う。
「泣いてないしっ!」
大「泣いてるよ」
「智」
大「なに?」
「親友が智で良かった」
俺もたまには素直な気持ちを伝えよう。
隣で、いつも気にしててくれたから。
大「しょーちゃん…」
智の目尻に涙がたまる。
「智、泣いてんじゃん」
大「泣いてないよ!」
無理なウソをつく智。
「じゃあ、この水は?」
頬を流れる涙を拭き取る。
大「あ、汗だもん!」
ほんとに、親友が智で良かったと思う。
大「でもさ、結婚できないよ」
「うん。籍を入れるとかじゃなくて、和也と一緒にいる時間に責任をもつ」
智は、うつむいて顔をあげるとフニャって笑った。
大「いいと思うよ」
「ほんと?」
大「ケジメだとしても結婚は結婚だもん。僕は嬉しいよ。大切な親友が結婚するんだから」
智は、素直な気持ちを言ってくれた。
「ありがとう…智」
大「ううん」
ちょっと涙がたまる。
大「もう…泣くなんてらしくないよ」
笑いながら、俺の目尻を拭う。
「泣いてないしっ!」
大「泣いてるよ」
「智」
大「なに?」
「親友が智で良かった」
俺もたまには素直な気持ちを伝えよう。
隣で、いつも気にしててくれたから。
大「しょーちゃん…」
智の目尻に涙がたまる。
「智、泣いてんじゃん」
大「泣いてないよ!」
無理なウソをつく智。
「じゃあ、この水は?」
頬を流れる涙を拭き取る。
大「あ、汗だもん!」
ほんとに、親友が智で良かったと思う。