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フーセンガム

第53章 鮮麗な模様

(二宮side)

櫻「和也?」

翔に背を向けて、服を脱ぐ。

「翔も…脱いで?」

顔だけを翔に向ける。

櫻「う、うん」

翔が脱ぎ始めたのを確認し、ベッドに腰を下ろす。

「翔?」
櫻「なーに?」

裸で向き合う。

「気持ちよくなってね?」
櫻「うん、和也もね?」

笑顔で頷いて、翔にキスをする。

「んふぅ…」

俺が舌を絡める前に翔の舌が口内を這い回る。

そんな翔のキスに翻弄される。

くっそ…気持ちよくさせたいのに…。

俺が、気持ちよく…なって…。

「ふわぁっ…」

俺の胸に手を這わせる。

甘い刺激に耐えるために、翔の肩に手を付く。

「んくぅ…」

小さく主張する突起に吸い付き、押し倒される。

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