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（櫻井side）

いつもよりも積極的な和也がいつもに増して可愛くて、ついつい押し倒してしまった。

必然的に俺が和也を見下ろす形になる。

唇を離すと、和也は可愛くほっぺを膨らませて言った。

ニ「俺がしようと思ったのに……」

怒ってるのか喜んでるのかわかんない。

「ごめん、ついつい…」

和也は、にこって笑って首に手を回してきた。

ニ「翔は…俺だけのものだからね」

グイっと和也に引き寄せられる。

そして、首筋に吸い付いた。

「ちょ…」

ちゅーっとまだ音は続く。

「和也っ」
ニ「ふはぁっ…俺の翔♪」

俺の首に回した手を離しまた見下ろす。

首筋を触ると、和也の唾液がまだ残っていた。

ニ「ねぇ…俺は翔のもの？」

自信に満ち溢れた視線を俺に送る。
返事、わかってるくせに。

言わせたいんだろ？

「そうだよ。和也は俺だけのもの」

そう伝えると、俺は和也の鎖骨に吸い付いた。