フーセンガム
第81章 Christmas
(櫻井side)
はぁ…。
和也を更衣室に押し込んだことを今さらになって後悔していた。
和也と離れていた2年間、俺は水澤とずっと二人だったわけだから…。
「気まずいだろうなぁ…」
俺は会場の準備作業をみながら呟いた。
長「社長」
「ん?」
長「にのみ…」
「櫻井な!」
今日から和也は、二宮から『櫻井』になるわけで。
長「あ、すいません。和也様をお迎えにいかなくていいんですか?」
「え?もう、終わったの?」
長岡に急かされて、更衣室に向かう。
水「おい、旦那。遅いぞ」
水澤が、更衣室の前の壁にもたれかかっていた。
「あれ?和也は?」
水「もう、会場行ったよ。」
「マジか…」
戻ろうとすると、引き留められる。
水「二宮くん見つからないと思うよ」
「はぁ?」
水「マジで、女子だよ」
はぁ?
「俺が、和也を見つけられないわけないだろ」
水「せいぜい、頑張れよ」
肩をドンッと叩かれ、水澤は携帯を耳に当てて更衣室に戻って行った。
はぁ…。
和也を更衣室に押し込んだことを今さらになって後悔していた。
和也と離れていた2年間、俺は水澤とずっと二人だったわけだから…。
「気まずいだろうなぁ…」
俺は会場の準備作業をみながら呟いた。
長「社長」
「ん?」
長「にのみ…」
「櫻井な!」
今日から和也は、二宮から『櫻井』になるわけで。
長「あ、すいません。和也様をお迎えにいかなくていいんですか?」
「え?もう、終わったの?」
長岡に急かされて、更衣室に向かう。
水「おい、旦那。遅いぞ」
水澤が、更衣室の前の壁にもたれかかっていた。
「あれ?和也は?」
水「もう、会場行ったよ。」
「マジか…」
戻ろうとすると、引き留められる。
水「二宮くん見つからないと思うよ」
「はぁ?」
水「マジで、女子だよ」
はぁ?
「俺が、和也を見つけられないわけないだろ」
水「せいぜい、頑張れよ」
肩をドンッと叩かれ、水澤は携帯を耳に当てて更衣室に戻って行った。