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フーセンガム

第18章 別荘

(相葉side)

櫻井先輩と、海沿いを歩く。

櫻井先輩は、後ろをチラチラ見ている。

「にのと大ちゃんが心配ですか?」
櫻「えっ?」
「後ろ見てるから、そうかなって思ったんで」

櫻井先輩は、深呼吸をして頷いた。

櫻「心配だよ。智がそんなことしないってわかってるけど…」

ほんとに、にのが好きなんだな…。
なんか妬けるなぁ。

「大ちゃんも、にのも俺たちのことちゃんと想ってくれてますよ♪」
櫻「…だよね」

櫻井先輩は、まだ気にしてたみたいだけど笑顔で頷いてくれた。

ーコンビニー

櫻「歯ブラシでしょ?」
「あ、俺みどりの歯ブラシがいい」
櫻「なんで?」
「……特に理由はないです」
櫻「ふっ」

俺の歯ブラシをかごにいれ、お菓子をみたりいろんな場所をみる。

「櫻井先輩、にのこのお菓子大好きですよ」
櫻「えっ」
「櫻井先輩以上に…」
櫻「買わないっ」

櫻井先輩…案外いじりやすい?

こんなことにの言ったら、殴られる…。

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