年上のカノジョ
第3章 遥と友洋
断ってくれ、と思いながら出した俺のメールに、遥は『別にいいよ(^∇^)』とあっさり返事を返してきた。
『勉強できるようになりたいなんて、その友達も偉いね!』
友洋を褒める内容にカチンとくる。
あいつは遥に会いたいだけだ、と言ってやりたかったが、そういうことをバラすと逆に俺の性格が悪くみえるからやめておくことにした。
『じゃあ、日曜の午後によろしく』
何となく重い気持ちでメールを送信した俺は、もやもやした思いを振り払うように風呂場へ向かった。
翌日。
数学の小テストはそれなりにできた気がした。
それは友洋も同じだったようで、授業が終わったら即俺のところに来て「祐樹、マジ助かった!!」と笑顔で言ってきた。
「よかったな」と返事をしたものの、これでさらに日曜の勉強会に気合いが入るんだろうなと少しげんなりした。
『勉強できるようになりたいなんて、その友達も偉いね!』
友洋を褒める内容にカチンとくる。
あいつは遥に会いたいだけだ、と言ってやりたかったが、そういうことをバラすと逆に俺の性格が悪くみえるからやめておくことにした。
『じゃあ、日曜の午後によろしく』
何となく重い気持ちでメールを送信した俺は、もやもやした思いを振り払うように風呂場へ向かった。
翌日。
数学の小テストはそれなりにできた気がした。
それは友洋も同じだったようで、授業が終わったら即俺のところに来て「祐樹、マジ助かった!!」と笑顔で言ってきた。
「よかったな」と返事をしたものの、これでさらに日曜の勉強会に気合いが入るんだろうなと少しげんなりした。