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年上のカノジョ

第3章 遥と友洋

「こんちはー」

友洋がやってきた。

「いらっしゃい。祐樹がお友達と勉強するなんて珍しいのよ。友洋君、ありがとうね」

「祐樹に数学教えてもらったらすごいわかったんでまた教えてもらおうと思って」

…友洋、調子いいこと言ってるし。

「今日はいつも家庭教師に来てくれてる遥ちゃんも来てくれるっていうから教えてもらうといいわ」

「そうですね。ありがたいです」

…そっちが目的だろ。

俺は腹の中でつっこんだ。

何回か遊びに来たことのある友洋は慣れたもので、すたすたと俺の部屋のある二階へ上がる階段を昇ってきた。

「まだ来てないんだ」

「お前が早すぎんだよ」

友洋はどっかと床に座る。

「いつもどうやって教えてもらってる?」

「…どうでもよくないか?」

「どうでもいいなら教えろよ」

これは聞くまで引き下がらなそうなので渋々説明する。

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