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Love Days ~大好きなヒト~

第6章 気持ちの変化


―次の日…。

「おはようございます。」
そう言って、鈴音ちゃんと澪音ちゃんが来た。

「お~、おはよう!」
「NAOTOさん! えっと、今日は…。 登坂さんと岩ちゃんの収録について行って、それが終わり次第こっちに戻ってきて職場体験、ですよね?」
「そうで~す。 宜しくね!」
「宜しくお願いします! …後、こんな事聞いていいのか分からないですけど…。」

「何? バイトの事なら、保護者の人にも学校の先生にもちゃんと許可貰ってるからね?」
「えっ、早っ!」
NAOTOさん…。 そういう事は早いですよね…。(笑)

「じゃ、もうすぐ臣も来るだろうから待ってて。」
「はい! …あ、れんって…。」
「じゃあ、会議室の所でちょっと待ってて!」
「…りんと一緒じゃだめですか…?」
「…じゃあ、鈴音ちゃんが行くまでね!」
「はい!」

こうして、俺達3人は、臣さんが来るまで待っている事になった。

「ねえ、鈴音ちゃん。」
「はい?」
「大丈夫? 朝早いけど。」
「大丈夫ですよ。 …岩田さんこそ、大丈夫ですか?」
「えっ、何で?」
「何か、眠そうだったんで…。 あっ、余計なお世話でしたらすみません…。」
…鈴音ちゃん、良く気付くな…。

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