Love Days ~大好きなヒト~
第7章 お別れパーティー
「あれ? 鈴音ちゃんじゃん。」
「MATSUさん。」
「どうしたの?」
「今日で最後なので、皆さんにご挨拶を、と思いまして…。」
「そっか。 皆いるから、入りなよ。」
「はい。」
そう言って、大きい部屋に通された。
入った途端に、皆さんが次々に私の事を呼んだ。
「皆さん、今日まで、本当に有難うございました!」
「こっちこそ! 有難う。」
「私、EXILEさんみたいに皆から好かれるような存在になります!」
「もう、なってるよ。」
「えっ?」
そこに立っていたのは、ヴォーカルの二人だった。
「どういう…、意味ですか?」
「ここにいる皆、鈴音ちゃんの事大好きだから。」
「…有難うございます。」
「また、いつでも遊びに来てね!」
「はい! …あ、それでは、他にも行かなければいけないので…。
これで失礼します。」
「じゃあね! また会おうね!」
「はい、また!」
そうして、EXILEさん達の所を後にした。
…その後も、E-girlsさんの所や、GENERATIONSの皆さんの所にも行ったけど。
決まって言われたのは、
「また一緒に仕事しようね」
とか、
「また遊びに来て!」
という言葉だった。
皆さんに、お世辞でもそういう言葉を言って頂けて、凄く嬉しかった。