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皆さんの所を回って、いよいよ最後…。
三代目の皆さんに挨拶に行く時間…。

私は、岩ちゃんの所に向かった。
「岩ちゃん。　お待たせしました。」
「ん。　じゃあ、行こうか。」
「はい。」

廊下を歩いている途中、ずっと話が絶えなかった。

「ホントに、今日で最後なんだね…。」
「はい。　私も、ちょっと信じられません。」
「…でも、また遊びに来てね？」
「それは、勿論です！」

「絶対、約束だよ？」
「岩ちゃん、子供みたい…。」
「今日位良いでしょ？」
「良いですよ。　…毎日でもいいですけどね。」
「…からかってる？」
「からかってませんよ。」
「ふ～ん？」

「これからも、岩ちゃんの事、テレビの前で応援してますから。」
「直接応援してよ～。」
「…ライブのチケット、取れないんですけど？」
「…HIROさんに言って、頼んでみる！」
「滅茶苦茶ですけど…。」
「まあ、俺がどうにかするから！　絶対来てね！」
「岩ちゃんがそこまで言うなら…。」
「ヤッター！」

そう、２人で歩いている内に、いつも皆が使っている部屋の前…。
「じゃあ、入って。」
「はい。　失礼します。」

そう言って、部屋の中に入ると…。