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Love Days ~大好きなヒト~

第7章 お別れパーティー


~Takanori Side~

鈴音ちゃんのお別れパーティーが始まって、数時間…。

酔っ払った臣さんとNAOTOさんが鈴音ちゃんに絡んでいた。

「ねえ~、りんちゃ~ん。」
「えっ、NAOTOさんどうしたんですか?」
「このバイトが終わっても、また俺達の所来てね~?」
「来ますよ?」
「ホント~?」
「はい!」
「良かった~。」

「鈴音ちゃん、ねえ、こっち向いて?」
「えっ?」
「俺、鈴音ちゃんの事、大好きだよ?」
…なんか、臣さん、どさくさに紛れて変な事言ってません?(笑)

「私も、臣さんの事大好きですよ?」
「ふふ~、ありがと~。」
…大丈夫か、この人たち?

…そして、もう少しして…。
酔っ払い達の相手に疲れたのか、鈴音ちゃんは、椅子に座ったまま眠ってしまっていた。

その寝顔は、可愛くて…。
その場で襲っちゃいたかった。(笑)

そーっと彼女に近づくと…。
「岩ちゃん?」
「っ! 直己さん…。」
「彼女に手を出すのは、ここじゃない所にしてね~?」
「な、何言ってんですか!」
「誤魔化そうとしたって無駄だよ? ばれてないとでも思った?」
「…思ってました…。」

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